タイの文化(チョンブリ県自閉症センター)のお話
 
http://www.kohbyo.co.jp/            2015年6月吉日 
【ちょっとコーヒーブレイク】
 チョンブリ県自閉症保護者の会センターより日頃の活動報告
 がございましので、早速ご紹介です。
 (センター開設は2011年4月1日〜)



 きょうはボール君(推定120キロ)の20歳のお誕生日で唐揚げ
 とソムタムとグリーンカレー作りに(*^_^*)、笑顔も体も大きいで
 すね(*^_^*)







 チョンブリ県自閉症保護者の会センターとは

 2004年に自閉症児を持つ保護者を中心に、チョンブリ県自閉
 症保護者の会が発足し、2011年4月1日、私立チョンブリ県
 自閉症保護者の会センターを設立。

 設立の原点は、受け入れてくれる学校や施設がない障害を持
 つ貧しい家庭の子供や保護者の受け入れ先として、お互いに
 助け合う。そして同センターでの全てのサービスは無料(*^_^*)
 として活動中。

 よってお昼ご飯も無料です、でも経費節減で毎日自炊です。
 野菜も一部自家菜園(*^_^*)でまかなっています。
 理由は簡単、食事代を取ったら来れなく成る親子が出来るから。



 お約束のバースデーケーキ、ロウソク消しは他の児童がフラ
 イング(^O^)



 先生を雇うお金もないけど、保護者がボランティアで先生役、
 無料で受け入れる代わりに保護者もセンターの運営に携わっ
 ていただいてます。



 センターまでの道路も運動場代わりに(*^_^*)



 障害児は運動障害も併せ持っている子がほとんどなので、
 楽しく機能訓練。

 

 緑色がセンターユニフォーム、児童が増え続けているので
 サイズが不足中。
 大きめの私服(-_-;)の児童は、服が買えない家庭事情を表し
 ています。親も子もユニフォームが普段着を兼ねているご家庭
 も多いのです。



 写真奥に見える水色の門扉がセンター(貸家)、 保護者も
 一緒にミニマラソン運動訓練を兼ねて。



 今日の格言 「居場所があるというのは大事なことだと。」

 

 センターの屋上では、白いボールに近いとポイントになる。。。。
 なんて言うゲームだろうか(?_?)



 無償で頑張っているセンターに寄付が届きました(*^_^*)m(_ _)m 
 戴いた寄付の一部からセンターに来れない障害者宅へ寄付の
 お裾分けもしています。



 月曜日の午後は恒例の水泳教室、児童が疲れて早く寝てくれ
 ると保護者から好評障害児を持つご家庭は、自分の時間を作
 ることもままならないのです。

 プールは県の助成で県施設を利用しています、安全のため
 指導の先生も。役所からの予算を取るためにISO認証も取得
 済み。



 木曜日は、シリキット王妃様の水牛セラピープロジェクトに参加、
 場所はセンターから30分ほど離れた軍の施設で。 



 水牛セラピーは一人一人対応のため待ち時間の方が長いので、
 間もいろいろな活動やお勉強時間へ。 王妃様のプロジェクト
 予算でユニフォームも(*^_^*)



 建屋の中では作業訓練したり、運動療法したり(*^_^*)お勉強
 だったり、エアコン付きで快適。



 センターと違って軍の施設はエアコン完備で児童も保護者も
 (*^_^*)



 現在所属する児童は50名ほどですが、毎日来れる子は約
 20名前後、保護者の半数以上がシングルマザー、ファーザー
 または両親共に無く、おばあちゃんが保護者だったりとかで、
 通学費すら家計に影響があるからです。



 センターで生産したお菓子やグッスを工場訪問販売も不定期
 ですが実施する事が出来ました、これも受け入れてくれる工場
 側のご理解に寄ります、感謝ですね。

 利益の一部は保護者と児童に還元して居るそうです。





 児童も販売のお手伝いをながら社会性を(*^_^*)

 現在センターでは、下は4歳児、上は30半ばと実質年齢制限
 無し(*^_^*)で保護者も児童も笑顔で一緒に学習活動中。



 掲示物を使ったお勉強会や、保護者も一緒にグループ活動を
 通して障害児との接し方を一緒に学んで行きます。

 自閉症児は目からの学習が重要なのです。



 チョンブリ県自閉症保護者の会センターさん、
 ご投稿どうもありがとうございました。



 いらっしゃいませタイランド 

戻る