チョンブリ県自閉症センターの活動から
 
障害者施設訪問のお話 
                      2016年10月吉日 
【センター活動紹介】
 チョンブリ県自閉症センターは、障害がある子供が近くに通学
 出来る学校も無ければ、受け入れてくれる施設も無い問題に
 対して、保護者達が立ち上がり協力して設立した私立の施設
 です。

 受入児童に年来制限も無く現在4歳児から30代半ばまでの
 約60名が登録され、自閉症、発達障害、ダウン症を中心に
 教育カリキュラムを組んで対応しています。

 活動方針として、タイの障害児を抱えた家庭は、経済的に恵
 まれていない人が多いので、教育、食費も含めて全てを無償
 対応とする。 各保護者はセンターの組織運営に関わり、保護
 者にもボランティア先生役や役員対応を努めていただきます。

 経済的に恵まれない家庭の場合は、育児所的な対応もし、
 保護者には経済活動を優先していただき、保護者と障害児の
 恒久的な居場所として運営中です。

 今回は、シンガポールの障害者会議と、私立の障害者学校
 を訪問して来ましたのご紹介です。

 パットライトスクールは、シンガポールで初めて自閉症児の
 スキル訓練とカリキュラムに焦点を当てた学校で、宿泊施設
 もあり、7歳〜18歳迄の自閉症および関連障害を持つ児童に
 対応しています。











 レインボーセンターYISHUN PARKスクールは、非営利
 組織で、自閉症、視覚、聴覚障害を持つ重篤な発達障害児
 の7歳から18歳までを受入、カリキュラム的には、7歳児
 以下と以上の2種類があるそうです。











 チョンブリ県自閉症センターは、今後とも障害児と保護者
 の居場所と教育の場として無償活動を継続していきます。

 センターの設立経緯に付きましては、第101話をご参照
 願います。

 センター連絡先
 センター長/アラヤー・デンセーン:araya-13@hotmail.com (タイ語)
 通訳翻訳ボランティア/清水誠治:shimizu@kohbyo.com  (タイ―日本語)

 いらっしゃいませセンターへ