タイの文化(ちょっと投稿文)のお話                
 
              2011年5吉日 
【ちょっと投稿紀行文】
 Sさんの先輩丘さん(仮称)いったい何時までタイにいる
 のか(?_?)、この間はタイ南部、先週はタイ中央部、
 そして現在タイ北部へ。。。紀行文ご紹介です。
 
 「10数年ぶりのメーソートです。市街地はそれほど変わ
 っていない感じですが、ムーイ川そいのあたりは昔とま
 るで違っていて驚きました。

 川そいにあるビルマ人労働者の居住エリアの花売りに
 たくさんの人が集まっているのが印象的でした。

 これからまだ行ったことのないウムパーン郡に向かい
 ます。」



 E〜感じの花屋さんですね。Sさんは高校時代花屋で
 アルバイトして居たのでお花大好きです。

 丘さん紀行文どうもご投稿ありがとう御座いました。

【ちょっと投稿文:タイ社会解説】
 お久しぶりのギル教授からの投稿文、少し?難易度の高い?、
 ご紹介です。m(_ _)m

 「総選挙が行われるかどうか疑問視する声がまだ結構ある
 ようですが、とりあえず国会は解散されそうですね。
 毎週日曜日の朝にアピシット首相が国民に語りかけるテレ
 ビ番組(タイとアピシットを信じましょう)が今日5/1も放送
 されたということですが(まだその動画はアップロードされて
 いないので、番組自体は見ていません)、

 マティチョン(新聞)のウェブサイトに載っていた記事によると、
 アピシットは来週の日曜日までには国会は解散されている
 ので、あの番組はとりあえず今日の放送が最終回になると
 いう前提で話をしたということです。

 5月5日は国王戴冠記念日ですので、その前にクーデター
 まがいのことをすることは難しいでしょう。
 5月7?8日の週末はジャカルタでASEAN首脳会議が開かれ、
 アピシットはタイを留守にするので、一昔前であればクーデ
 ターの絶好の(?)チャンスということになるかも知れません
 が、今の状況ではあからさまなクーデターをするわけには
 いかないでしょうから、たぶんアピシットは予定通り5月6日
 に国会を解散した上で、ジャカルタに行き、アピシットのジャ
 カルタ滞在中も政治的には大きな動きはないと思います。

 国会が解散されてから総選挙を中止させるのは難しいので、
 よほどのことがない限り選挙は行われると私は思いますが、
 まあその「よほどのこと」を無理矢理起こそうとしているグル
 ープもいるので、まだまだ選挙までに何が起こるかわかりません。

 政治活動が禁じられているタクシンが実質的に支配してい
 るからという理由で、投票日の前にプアタイ党を解党させ
 る命令を憲法裁判所に出させるのではないかという噂もあ
 りますが、でもそんなことを言ったら、ネーウィンとプムチャ
 イタイ党の関係やバンハーンとチャートタイ・パタナー党の
 関係はどうなのかということになり、政治的混乱が大きくな
 り過ぎてしまうでしょう。

 一番ありそうなシナリオとしては、チャトゥポンやナタウット
 などのUDDの指導者を不敬罪で逮捕して、プアタイ党に
 所属する立候補者のうちのUDD系の候補者数十人の当
 選を難しくして、総選挙でプアタイ党が第一党にならない
 ようにするということですが、それをどういうかたちでどの
 タイミングでするかについて、軍と民主党、それに王室関
 係者の間で合意ができておらず、国境でのカンボジア軍
 との衝突もそのからみでややこしくなってしまっていると
 いうところでしょうか。」

 今後ギル教授が登場して解説する番組がありましたら、
 教えてください ・・・・・・・・・

 「カンボジアとの国境紛争は、よほど衝突がエスカレート
 しないかぎり、日本のテレビ局が大きくとりあげることはな
 いでしょう。今年2月にTBSラジオのDIGという番組が珍し
 くこの問題を特集し、その時には30分くらい話をしました
 が、視聴率にもうあまり期待されなくなったラジオだか
 らできたことだと思います。

 http://www.tbsradio.jp/dig/2011/02/post-733.html

 1年半前には、NHKが海外向けに作っている英語のテレ
 ビニュース番組がこの問題を取り上げた時に数分だけ
 コメントしましたが、あの時も地上波で放送される番組
 からは声はかかりませんでした。」
 
 http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/asia7/archives091122.html


 現在日本では東南アジア研究の第一人者の一人と言
 われていますギル教授からのタイ政治解説でしたタイム
 リーなご解説どうもありがとう御座
 いましたm(_ _)m

 政治のことが分からなくても 


 いらっしゃいませタイランド