タイの文化(居すわり)のお話                       
 
         2010年5月吉日 
【ちょっとコーヒーブレイク】
 ちょっと気に入った誤変換から 「椅子割り」 何となく空手の有段者
 を想像させます。

  

 社員に聞いてみました、 「あの家は?」 
 「黙って家を建てて仮住まいして居るようです」 要は居座り、、、だんま
 り占拠の家の共通点は、何時排除命令を出されるか分からないので、
 質素な家が多い。

 場所はチョンブリ県から。 意外にこの手の家が多いそうで、タイ政府
 も取り締まっているようにも見えないので心が広いのでしょう。

 

 でも選挙宣伝看板が掲示されていると言うことは有権者?住民票
 は他の場所のはず・・・台帳もなし今はあるかも知れない。

 

 ココは比較的良い方で、S家の住宅地の近くに、平屋で10畳ほど
 の家が20軒ほどあるのですが、こちらの撮影は・・・・・難しい・・・・。

 いつもドアが開いている、窓にガラスも無いので素通しだし・・・・ 
 10年ほども占拠していると土地権が付くそうです。

 土地問題と言えば、中国人用の墓地も・・・・一人に一個・・・土地喰いです。



【ちょっとコーヒーブレイク】 

 ハイ椅子割り(最近気に入って居る誤変換)のお次は、海外安全情報
 のお時間です、タイバンコクへ危険度が1ランクあがり、渡航注意から
 渡航是非検討になりました。

 S家に取っては、乗馬が出来ない以外は対岸の火事的なイメージでし
 たが、ココまで長期化するするとなるとそうは言ってられない状況に成
 ってきました。 デモ渋滞の影響で出荷品が到着しなかった事も。

 安全なはずのBTS高架鉄道にロケット弾が打ち込まれたり・・・・パレ
 スチナでもチェチェンでも無いのに・・・微笑みの国が「大乱怒ぉ」 
 になりつつあるのでしょうか。

 と言うことで、海外の危険度について考えてみました。 日本人にとっ
 て海外は旅行で行くだけでなく仕事として出張で行くケースも多いので
 すから。 少なくてももらい事故を受けない様に、有事の際の対処法
 を私見を込めてご参考までご紹介です。

 紛争地であっても、赤十字やプレス(記者)のマークを付いていれば
 非戦闘員として交戦対象に成らないのが世界の常識であったはずで
 すが、今回日本人記者が死亡しています。 軍はゴム弾しか使ってい
 なかったはず・・・近づかないが一番ですね。

 しかしこれがお仕事ならそうも言えないので、行くしかない・・・まずは
 保険に加入してもらうしかない。
 一般人に混じって戦闘行為をするゲリラ戦もあるし。。。自分の安全
 確保と有事の際の家族対応は重要です。

 Sさんスキューバーダイビングのレスキューライセンスを取る時に指導
 された事は、 「溺れている人は助けない、溺れた人を助ける」でした。
 まずは自分が人を助ける時には自分の安全を確保して居なければ成
 らないが重要です。

 良く家族が溺れている時に「妻か子供のどちらを優先するか?」 の質
 問がありますが、正解と言われているのは「手前の人から」なのです。
 飛行機の酸素マスクも原則は親が装着してその後に子供のを付けて
 上げなければなりません。 
 
 渡航先の文化、土地情報、治安を確認、官僚機構は健全か?(タイは
 賄賂国)、インフレの恐れは無いか?
 (持って行ったお金では足りずに出国できない、生活できない恐れは無
 いか?)、インフラは整っているか?(タイは瞬間停電が多発国)、出向
 者を含めて現地の状況を確認します。クレジットカードを持っていない
 と宿泊できるホテルも限られてきます。

 ホテルは大きい所に、なるべく有名な所がベスト、これは治安も良く、
 エレベーターもカードキーが無いと動かないと言うホテルも御座います。

 またTAXI、公共機関も含めて移動しやすい場所にあるから便利。そし
 て非常口は事前にチェック、安いホテルは、非常口に鍵を掛けて逃亡
 防止している所もあり、昨年だったかバンコクのマンダリンホテルは、
 このケースで火事から逃げ遅れた方も御座いました合掌。 部屋の鍵
 も確認が必要、テレビは映るか?特にNHKが見れると情報入手がで
 きます。

 またお国によってはホテルに盗聴器やカメラが設置されているカモし
 れません。
 「起こさないないでネ」のDon’t disturbの札は掛けない方がベスト。 
 在室と思われ狙われます。 ベランダからつたわって逃げられる所は
 あるかも要チェック。 ゴルゴ13に成った気持ちで確認すると良いかも
 しれません。 

 パスポートは常時携帯と言われていますが、コピーを携帯するのも一
 方法です、落としても大変!。
 飛行機乗るならビジネスクラス、専用ラウンジがあるので、置き引き
 の心配も少なくなります。
 
 移動する時は、公共機関を使わずに出来るだけ出張先の車使用する
 が基本、自分でレンタルして運転なんてもっての他です、道も知らないし
 。。。。飲酒運転やもらい事故も防げます。

 異動先にはどんな移動法で行くかも事前に通知する、予定到着時間も。
 途中事故に合っている車を見ても助けない、車を止められるケースが
 合っても窓を開けないエンジンを切らない、 身分証明書の提示を言
 われても見せるだけで渡さない。 キドナップ(誘拐)を常に念頭に置
 きます。

 映画でも良く登場するシーンで有事の際のストレス発散方を決めてお
 くことは重要な事項です。
 緊急時の連絡法を決める、ビデオ出演する際には、連絡方法を決め
 て置く、右目をウインクは○○とか、唇なめたら○○とか。。。小説映画
 だけの話ではない現実の想定が必要です。 お風呂に入っているとは
 どうするか、最低限の着替えと持ち物は身近に置く訓練も必要です。
 アーサーヘイリーの小説「ニュースキャスター」参考になります。

 まさか自分だけは。。。。と皆思っているので、何処の都会でもあっても
 絶対の安全は無い社会、日本でも地下鉄サリン事件や、秋葉無差別
 殺人事件もある、何処に行くときも・・・・・・と言うこで、 日本人の心構
 えとしては、 「きれいな下着」を着用して気を引き締めてから 、 ここ
 から海外への第一歩が始まるのかもしれません。

【海外危険度情報
 上海空港の待合いロビーで、30代と思われる中国人夫婦がSさんの
  前の席に座ったのですが、太めの夫婦がそろって大股開いて足を投
 げ出して座っていました。 余り見栄えの良いものでは御座いませんが・・・・
 そう言えば中国人女性はスカートを履く方が少ないと言う習慣を思い出
 しました。 

 反対にタイ人の女性は、ジーンズやスラックスの時でも大股開いて座る
 ことは御座いませんので、これは男女同権から来た国民性の違いから
 なのかなと・・・

 また研究対象とは言えトイレ内での撮影は変質者?の誤解を招きま
 すのでご注意を・・・・・ 海外危険度情報でした。


いらっしゃいませタイランド