タイの文化(王家のルーツ)のお話                  
  
  2009年12月吉日 
【お仕事納めの会社から】
 来年もよろしくお願い申し上げます。 今日はお仕事納め、月次棚
 卸です。 
 


 これはラマ9世橋とカシコン銀行本店の夕焼け。

 来年は1月4日から営業です。

【ちょっと年末独り言】
 2010年度にご紹介する師走のお話(*^_^*)

 「最近は文科省の締め付けが厳しくて、今年は12月28日まで授業
 があります、来年度1月4日から授業再開なので、一般の民間企
 業と全然変わりません。休みが多いと思って、大学に就職したの
 ですが、、、。」

 と友人のギル教授(国家公務員さん)から、「師走」ですからね、
 神代の昔から今ごろ一番忙しいことになっている様ですよ。公務員
 が忙しそうにすることは良いことですね、暇でも仕事しない公務員
 を見過ぎた様です。

 12月5日の国王誕生日に合わせてスワナプーム国際空港とバン
 コク間のBTS(高架鉄道)またまた遅延となりました、日本からわざ
 わざ乗りに来た鉄ちゃんの丘(仮称)さんからリポートです。

 「空港リンクは国王誕生日試乗運行の始発列車に乗りました
 (5〜7日)。さぞかしたくさんの人が並んでいるだろうな……、果たし
 て乗れるだろうか……などと思ってマッカサン駅に向かったのです
 が、駅構内はスタッフと鉄道警察官の方が数が多いぐらいで拍子
 抜け。

 当初午前9時出発予定の始発が9時45分まで遅れ、その間に徐々
 に人数が増えましたが、空席がたくさんある状態でのスタートでした
 (試験運行は今回が初めてではありません)。

 お揃いのポロシャツを着た空港リンクのスタッフは下請け運行会社
 の人間で、タイ国鉄の制服を着ているのはたった1人しかみかけま
 せんでした。その職員に聞いたところ、来年4月には正式運行開始
 したい、運賃は空港→マッカサン駅の直通特急で160バーツを予定、
 といっていました。」

 流石タイの時刻表を翻訳出版したこともある丘鉄チャン、、試験運
 行を調べて乗車する処が凄いm(_ _)m 
 バンコクへ行く際に空港線が見えるのですが、電車が走っているシー
 ンを未だ見たことがないの丘さんのプライドを感じました、やはり好き
 こそ物の上手なれですね。

 「かなりの無理をしてでも国王の誕生日には何とか間に合わせるの
 ではないかと思っていましたが、あっさりと延期。国王の威信の低下
 はこんなところにも現れているのでしょうか?
 開業を来年8月の女王の誕生日に合わせるという噂も流れているよ
 うですが、女王の誕生日では今ひとつ盛り上がりに欠けますよね。
 まさか7月の王子の誕生日に合わせるなんてことはないと思いますが、、、。」

 と東南アジア研究のギル教授からも独り言いただきましたm(_ _)m今年
 もテレビ出演等でご活躍下さいませ。

 ちょっとS家のお話
 クリスマスの日に、バンコクのリバーサイドホテルでビッフェディナーを
 家族で食べました。美味しくなかった。。。
 でも結構ガツガツSさんは食べて元を取ろうと努力しましたが、他の3
 名は早々断念。
 場所は長男氏君のかかりつけの病院の近くで、ジャオプラヤー川沿い、
 位置的にはエメラルド寺院の反対側とロケーションは良かったのです
 が。 「金返せ」の美味しさでした。 リバーサイドホテル、もう行かない
 と思います。

 不味い物フェチの方にお勧めです。

 

 12月25日のジャオプラヤー川 と、リバーサイドホテル(携帯撮影ですが
 、、、ビッフェと同じく酷い写真ですいません)

【ちょっと会社から】
 社内でムカデを発見、、居るんですね百足。。長さは20センチほどでした
 タイは自然が一杯です。



 工場の屋根裏にハトが良く巣を作るので、ムカデも発生したのでしょう。
 コービョーの工場も自然が一杯みたいです。
 捕まえられた百足さんはカチャ・シュボッッッッッと流されて行きました。
 
【ちょっとタイ王家のお話】

 折角だからタイの王室についてお勉強しましょうね。タイの王室は中国
 から来た外人だったのお話。

 タイの現王朝はチャクリ王朝(バンコク王朝ともいう)といって、日本でい
 えば天明の頃、18世紀後半に誕生しています。

 ですから、二百数十年の歴史しかないわけです。その前は、いまバンコ
 クの北にあるアユタヤというところのアユタヤ王朝で、こちらは400年近く
 続いています。

 いまのタイの王様もアユタヤの王様も中国の雲南省近辺からやってきた
 外来人による王朝であり、いまの王朝は鄭という名の華僑の出身です。
 外からやってきた王様というわけです(ただし、そもそも現在のタイ国民
 の大半も過去400年〜500年の間に中国南部の雲南省などからやって
 きたシャム族です)。
 歴史から何から、日本とは出自の異なる王国ではあります。
 中西輝政著「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」PHP新書よ
 り引用。

 いずれにせよ、タイの国王と日本の天皇に共通するのは、いずれも国民
 の尊敬が非常に篤いということですね。

 ちょっとタイ国こぼれ話、、。
 チャクリ王朝は、1782年に乱心をきたしたタクシン王を処刑した
 ラーマ1世によって起こされた王朝で首都がバンコクにあるため
 バンコク王朝と言われ、現在のプミポン9世国王に至っています。



 それでは皆様、良いお年を、来年もよろしくお願い申し上げます。
 来年もいらっしゃいませタイランド