タイの文化(ちょっと王家関連)のお話
                       2006年11月吉日 
ちょっとコーヒーブレイク王家その1】
 第477話で、「お話飛んで。。。昨日タイのニュースでラマ6世の子供
 (スンゴイおばあさん)が仏事祭りに出席されておりました、、、
 あまりの老齢で老人虐待の文字が頭に浮かびましたが。。。6世の
 子供が生きている事にビックリのSさんでした。プミポン国王ですら
 79歳でだいぶヨボヨボしてきたのに。。。ちなみにプミポン王の御尊
 母様は90いくつかまで存命でしたので、長寿の家系ですね。」

 とご紹介致しましたが、その続き。。 某国立大の先生からコメント。

 「S君、記憶違いかも知れませんが、確かラマ6世は、ラタナコーシン
 王朝で最初に一人しか奥さんを持たなかった国王だったと思います。

 タイ語のソム・ロットという言葉も確か彼が考案したという話だったような
 、、、。たった一人としか結婚できないとなると、結婚についてある程度
 は真剣に考えることになるのかも。それで結婚を格好よく言い表す言
 葉を一生懸命考えたのかも。」

 「7世の女性関係はよく知りませんが、8世は結婚する前に死んじゃい
 ましたし、9世は若い頃はいざ知らず、1970年代くらいからあとは浮気
 のチャンスもなかったのではないかと思います。ということは、ここしば
 らくは女性関係にストイックな(?)国王が続いたということになるので
 しょうか。

 その反動か、この次のはとんでもない女性遍歴の持ち主が国王(現皇
 太子)になりそうですが、、、。でも現国王の必死の長生きのおかげで、
 次の国王も、即位する頃にはあまりあちこちに手を出す元気はなくなっ
 ているのかも知れませんが、、、。」

 ソムロットは婚姻の意味で、日常会話では「テンガーン(結婚)」が一
 般的です。
 ソムロットと使う単語としては、タビヤン・ソムロットで、婚姻届。。

 そう言われて見ると現皇太子はもう60近いが頑張っていますね、結婚
 3回、認知している子供は6名。。
 しかし認知している子供で王位継承者は、現在の奥さんとの(未来は
 不明)の子供のみ。
 この子がビックリするほど父親似(*^_^*)タイ王家は血が濃いようです。

 国王も今年で80歳……。タイの中ではブータンの皇太子が人気。。。
 しかしタイの王室関係者はブータンよりもネパールの王家の方が気が
 かりでしょうね。国王が裁判にかけられて、王制が廃止されかかって
 いるのですから。。。また一つ世界から王家が減るか?
 
 Sさんその昔ネパールへ行ったが帰ってきたその週にクーデター勃発、
 その後、王家の主権復活、そして。。。目まぐるしいネパールの政治、、、
 あの遺跡の国ネパールには政治問題は似合わないと思うのだが。。。
 王宮前の行ってみたが、とっても小さかった。。
 迎賓館と同程度。。のイメージがよみがえる。衛生状態が昔より改善
 されているのならまた行きたい国の一つです。

【ちょっとコーヒーブレイク:最近の買い物】
 Sさん内装がボロボロになったヘルメットに別れを告げ、新しいヘルメット
 を購入した、内装は夏用で汗をかいてもベトつかずサラサラ、速乾性、
 エアーダクトも多く頭爽快とキャッチフレーズにしたヘルメットであった。
 どうして買ったのか「少し早めの自分への誕生日プレゼントとしました」。。
 ちなみにSさんの誕生日は5月です。(^_^;)m(_ _)m

 前回480話でご紹介したシラチャーのんびり旅で、初使用と成ったのだ
 が。。。使ってみて、涼しい?頭蒸れない?汗がベト付かない?風が通っ
 て爽快?どうもSさんの頭が感覚が鈍いのか?それとも日本使用なので、
 タイの天候では効果が薄いのか?思った程の。。。
 
 良かった点は、内装がツルツルしており、滑りが良いこと、ツルツル感が
 サラサラ感?につながるのかぁ? それから、バイクの色に合わせて
 チャコールグレーのヘルメットにしたためサイズがXLしかなく、、緩めの
 メットで、ホッペが上がらないこと。。。これは良かった。。。偶にヘルメット
 越しで、ホッペが鼻にくっついている人が居て爆笑。。。(^O^)
 
 それにしてもタイには大型店舗の専門店が無い。。。あったら流行ると思
 うのだが。。。タイで専門店起業をお勧めします。
 ・釣具屋(上州屋)、郊外の大型バイクパーツ屋、ダイビングショック、
 アウトドア店、大型のアウトレット(ダイクマ?)。。。無いですね。。
 あればSさんはお客になります。 (ただし、つりやりませんので、、、
 釣具屋を除く)デパート以外の大型専門店待ってます。

 それから、水中めがねを2個買いました。。Sさんの息子君。。プールが
 好きなのですが、、好きな割には泳ぎが下手。。そこでお父さん水中め
 がねをシュノーケルをもって住宅地のプールへ行ってます。毎年1−2個
 のペースで壊れるので。。。ストラップが切れます。Sさんの顔がデカイの
 か(?_?)

 それと、S家は年末にかけて2泊3日のプーケット旅行を企画中。。2年目
 前の津波事件以来お流れになっていた熱帯魚を身近に見よう!
 ツアーの復活です。そこで水中めがねを合わせて買ったのだ、リゾート先
 でも貸し水中メガネあるが、微妙に合わない。。。水が入る。
 来年1番には、ご報告できると思います。S家の超格安年末旅行リポート
 もお楽しみに。

【ちょっとコーヒーブレイク:王家その2】

 タイの歴代の王様は、ラマ1世〜現職のラマ9世まで、しかし不思議な事が。。。
 1)ジャオプラヤー川(日本の通称メコン川)にかかる橋に歴代の王様の
   名前を冠した橋があるがラマ9世迄全部揃っていない。
   実はラマ1,2,4,6世橋の4つの橋が無いのです。
 2)バンコクの道路でも同様でラマ9世までが揃っていない。。。何故でしょうか。
   ラマ7、8世道路が無いのです。。
   クーデターで帰国できなくなったタクシンの名を冠したタクシン道路は有
   るのに。。
 3)そしてラマ8世は、実際誰に殺されたのか?
   日本人将校とも、、、ラマ9世が調べさせているとのニュースもありますが、
   現在はどういう状態で結論がついて居るのか。
   (現実的には自殺の線が強いらしいですが)

 タイには未だ王家にまつわるミステリヤスナ不思議が一杯、ミステリー調査
 旅行いかがでしょか。アメージング・タイランド。





 だいぶ若いときの写真ですが。。王様も12月5日で80歳。
  
【ちょっと全国的ニュース】

 ガソリンスタンドが再び24時間営業再開になります。
 政府は28日開かれた閣議の席上で、現在施行されている夜10時から翌朝
 5時までガソリンの給油サービスを禁止しているガソリンスタンドの営業時
 間規制を解除し、12月1日から24時間営業を許可する方針を決定しました。
 この決定に先立ちピヤサワット天然資源・エネルギー大臣が、前政権時代
 から施行されてきたエネルギー節約キャンペーン政策の内、節約効果が見
 られなかったガソリンスタンドの営業時間規制を解除する方針を明らかに
 していました。

 Sさんにとっては、うれしいニュースです、偶にバイクに乗るのですが、時間
 が無くて明け方や夜のお散歩が多かった、ガソリンメータの
 無いバイクにとっては「開いてて良かったガソリンスタンド」。。。GSに併設
 されたコンビニエンスストアは24HR営業なのに。。
 と思っていた。24時間営業になれば、経済効果も高くなると思います。

 ちなみにガソリンスタンド内にあるコンビニではお酒は扱って居ません。
 (ちょっと前は売ってましたが(*^_^*)タイらしい。Sさんお酒弱いので全く影
 響なし。

【ちょっとコーヒーブレイク:タイ王家その3】

 現在のタイ王朝名はチャクリ王朝(バンコク王朝でもラッタナーコーシン
 王朝でもOK)で、18世紀後半に成立して現在まで続いています。
 現国王ラーマ9世ことプミポン・アドゥンヤデーッ国王が兄王(ラマ8世)の
 謎(?_?)の死によって1946年に即位しました。
 国王は国家と国民の象徴としての国民から敬愛を集める存在にまでに
 なっていますが、いかんともしがたく今年80歳と超高齢、王位継承権は、
 長男=ワチラロンコン王子(第二子:王位継承権1972年)と、次女=
 シリントン王女(第三子)
 (一般的にはプラティープ王女の名前が有名:1977年から王位継承権)
 の2名のみ。

 長女のウボンラット王女(第一子)は、アメリカン人と結婚(後に離婚)、
 三女のチュラポーン王女(第四子)は、一般人と結婚したために王位
 継承権は失っているのです。

 国民的には、次女のプラティープ王女の方が人気があるのですが、この方
 50過ぎても結婚してないから。。子供を産む年齢でもないし、、一般人と
 結婚したら王位継承権が無くなるので、王子がラマ10世に成る確率が多
 いと一般的に言われています。

 それから皇太子、自由奔放?結婚歴?離婚歴?が多いから。。。素行
 が悪いイメージが定着しています。
 ・シリキット王妃の姪、従姉妹のソムサワリー王女と結婚し、王女が1名。
 ・この結婚の前から付き合っていて、元女優の(故)スジャリニー妃との間
  に王子4名、王女1名。
  この王妃、、謎の死を遂げております。
 ・そして現在、スィラスミ妃と再婚?再々婚?して王子誕生(この王子は王
  位継承権保持者)と6名の子供を持っています。

 ちなみに、タイで絶大なる人気のラマ5世は、子供が100名以上いたそう
 な。。王家の血統的には正当です。
 私の知り合いにも、この人達に負けない、種まきトカゲ的な方も居ますの
 で。。どこかの王家の血が混じっているのか?
 
 いずれにせよ、王位は現プミポン王の指名で決まるそうなので。。
 後20年以内には、タイのラマ10世と言われる王様が誕生します。
 ちょっと複雑な王家のアウトラインでしたので、
 今回はここまで。


いらっしゃいませタイランド。