タイの文化(大仏を作ろう)のお話
                                             2006年4月吉日 
【大仏を特注して作ろう】 
 タイは仏教国です(タイ国法ではすべての宗教を認めますが)、7割
 近くが仏教徒の国、、、
 Sさんの弟氏によるタイ有名寺100選巡礼の旅でもお分かりの通り、
 多くの仏像が出てきます。
 仏像はどうやって作られるの(?_?)そこでSさん仏像屋さん見学に行っ
 てまいりました。あるんですね。。 仏像屋さん、、、。

 場所は、Sさんの会社から15分ほどの国道沿いにございました、
 実はSさんこの道を毎日通勤して、いつかは紹介しよう。。。と思いつ
 つ、今回に至った訳でございます。

 お店せの大きさは、通り沿いで100メートル、奥行きは40メートルは
 ありますでしょうか?
 結構大きなお店です、バンコクからパタヤ方面に向かうときにチョン
 ブリのバイパス沿いでこの店が左側に見えますので、ご注視願います。

 

 こっちの仏像で高さ2.4メートル(下の車の前の仏像です)。。。
 右側の観音像は一階の屋根を超えているので約12メールぐらいで
 しょうか。
 制作方法は粘土で形を作り→鋳型、またはFRPの型を作成→塑像、
 コンクリート、金属製の仏造方式でございました。

  

  

 一番左の売り子さんと一緒の写真が地番小さい20インチ(ヒザ幅が
 約50センチ)と言われるサイズです。

【ちょっとコーヒーブレイク】
 さて、気になるお値段ですが。。。座像の仏様の値段は、、インチで目
 安なのです、なぜか値段が米国式(?_?)から。。。
 膝とヒザの間をインチではかった物が値段の決め手になります。
 ちなみにお手頃な塑像タイプのお値段。。

 ・20インチ(約50センチ)=25,000バーツ(約 7.5万円)
 ・25インチ(約63センチ)=29,000バーツ(約 8.7万円)
 ・29インチ(約73センチ)=30,000バーツ(約 9.0万円)
 ・32インチ(約80センチ)=59,000バーツ(約17.7万円)
 ・35インチ(約88センチ)=69,000バーツ(約20.7万円)
 ・39インチ(約98センチ)=75,000バーツ(約22.5万円)
  *ちなみに39インチタイプですと、座台も入れると人間の背よりも
   高くなります。
  *塑像タイプで注文から納入までは約20−30日とのこと。

  

  

 これが鋳型です、仏様のお顔も真っ二つですね。

 

 粘土での仁王さん?制作風景、右の卵は、お釈迦様の顔だそうな。

  



 これは半顔の鋳型、3メートルはあります、真ん中の座像がほぼ等身大
 で、右側の立像は、18メートルぐらいでしょうか。

  

  

 ドラ、蝋人形、太鼓、お守り(プラクルアン)も売ってますので、一度見学
 した方が良い名所かもしれません。
 当然、ご承知のこととは存じますが、購入した仏像は、お坊さまを呼んで
 タンブンしていただかないと、仏に命がさずからないそうでございます。

 さぁいかがでしょうか、日本へのおみやげにお一つ、隠れたタイの逸品です。
 
【ちょっと会社便りコーヒーブレイク】
 お客様納入用のプラスチック製、通い箱を置いている倉庫エリアに40セ
 ンチ四方の蜜蜂の巣が出来た、
 「取った方が良いんじゃない」の工場長の一言でSさん現場確認
 「オーッでっかいぞ、蜂がブンブン飛んでいる」 ストアのスタッフに
 「どうするの?」って聞いたら、もう既にQCスタッフの予約者が居て蜂の巣
 除去者も決まっていました。

 翌日取り去った倉庫で訪ねると「旨カッタ:タイ語でアローイ」とのこと。
 タイ人も蜂の子を食べる事に改めて気が付いた(>_<)Sさんであった。

 Sさんは「虫大嫌い人間なので。。。」
 タイは虫食べるんですよね。。。「特に東北部の地方の人は。蜂の子、
 タガメ、バッタ、竹に寄生する幼虫。。」
 何でも食べます。 そのくせ食事を残す変な習慣のある国です。
 
 いらっしゃいませタイランド