タイの文化(注文扉屋さん)のお話

                                 2005年9月吉日 
【日本では手に入らない逸品、注文扉】
 日本では、まずお目にかかれない商売として、扉屋さんがある。
 扉とはもちろん住宅に使う木の扉である。一番人気はやはり
 チーク材、次にカリン。。。

 タイでもチーク材は貴重な木となり、木を切る時には政府に申告
 しなければ成らなくなった、もちろん税金もかかるのです。

 タイには隠れお金持ちが結構居るので、この手の注文扉やさん
 は儲かっている、また近年の住宅ブームで拍車が掛かっている
 様でもあります。

 

 お店の看板ファーランナーと読める。名前からして北部出身の
 人と思われる。 右は塗装前の彫刻扉。

 

 左が、鳳凰の彫刻で、右が龍です。仕上げ塗装方法は各種選
 べるようです。

 この手の彫刻入りチーク材の扉は、両扉+木枠+ドアノブ一式
 で、4−5万バーツ(約11万〜14万円)
 これに、防弾ガラス式のステンドガラスを組み込んだ物で、
 7−8万バーツ(20万〜23万)と取っても手頃な価格帯となっている。

 しかし、この扉を日本へ輸出した場合いくらに成るのか???、
 たぶん輸出禁止であろうと思うが。。。



 竜の彫り物扉が多いのは、やはりタイのお金持ちに中国系が
 多いためと想像できる。

 最後に、タイの低所得者の正しい車の活用方法をご紹介して、
 今回はお別れです。

 

 ちなみに、高速道路では、屋根のない荷台に人を乗せること
 が禁止になりました。
 これは、一般道での写真です。理由は事故防止。


 いらっしゃいませタイランド。