タイの文化(諺を覚えましょう)のお話(その3)

                                         2005年9月吉日 
【諺はその国の文化です】

 第3段にもなると、諺が難しくて、、、日本語に成らない。。ことわざ
 が続出です。。。 
 意味は分かるけど説明が難しい。。。あまりにももどかしいので、
 今回はほんの少しご紹介です。

1)ガイ・オーン
  訳:幼い鶏
  説明:経験が無く、何も知らない若い人を指します、「お尻が青い」
      とほぼ重なる使い方です。

2)コムカウコーチューン・ハイ・ギンヤー
  訳:牛に草を食べさせる。
  説明:強制的に何かをやらせること、「さぁ食え食え。。。」って処
     でしょうか。

3)カーガウ・タウ・リヤン
  訳:古い足が、おじいさんの面倒を見る。
  説明:昔からの使用人や知り合いが、年取った知人の面倒を見る
     。。。老後はこうありたい。。。

4)コーゲー・チョープ・ギン・ヤーオーン
  訳:老いた牛は、若い葉をを好む
  説明:歳をとった人ほど、若い娘を好む。。。人生、老後にも楽し
      みありですね。

 これ以外に有名なのは、タウ・フア・グー(おじいさんのヘビ頭)、
 日本語に訳すとすると狒狒爺。。。 スケベなヒヒじじい。。。歳取っ
 て言われない様に注意しましょうね。。

 おじいさんへの誕生日プレゼント:ちょっと助平なおじいさんには
 ヘビの頭(ぬいぐるみ)の付いた 帽子をプレゼントするのも良い
 かもしれません。動物園等で、売ってますので、探してみてください。
 赤いチャンチャンコよりEカモ。

【ちょっとコーヒーブレイク:タイの国歌】

 タイ国歌日本語訳 

 タイ国の民は 互いに心合わせ
 尊敬を忘れずに 平和をば守りて
 手をつなぎ 団結せん
 いくさをも恐れず われらが国のため
 捧げん この命 ばんざい

 タイ国はタイ国民の血肉を集め合わせたもの
 タイ全土はすべて国民のもの すべてを維持できているのは
 タイ国民すべてが団結を愛しているから
 タイは平和を愛するが、闘うことになれば恐れはしない
 独立は誰にも抑圧させはしない
 国家のためにすべての血の滴を犠牲にする
 タイ国家に栄光あれ

 訳その2

 タイ人の血肉からなるタイ王国
 民衆の国家として
 すべてのタイの大地として
 すべてを安定させ維持してゆく
 それ故にタイ王国は調和を愛することを望む
 タイは静寂な平和を愛す
 しかし戦うことになるならば決してひるむことはない
 独立の自由を誰の脅迫があっても明渡すことはない
 血の滴すべてを国家への供物として捧げます
 タイ王国に栄光あれ 
 万歳!

 タイの国歌は、朝8時と夕方6時に流されます(テレビ、ラジオ、
 軍の施設)、今回は訳す人によってタイ国歌がこんなに変わ
 ると言う、お話でした。
 

 
 いらっしゃいませタイランド。