3:果物の王様ドリアンの話(果物シリーズその3)      
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タイ語で:トゥーリアン。 主なドリアンの種類
(この他にも数種類あるようです)

・モントーン(??名前なので訳せません)
この種類が一番おいしく、種も小さくにおいも
少ない。冷蔵庫で冷やして食べると、おいしいです

・チャニー(手長猿の意味):種が大きくて、におい
もきつめ。人によってはウ○コの様なにおいと言う
方もおります。

・ジョラケー(ワニの意味、ワニの背中に似ている)種は
モントーンとチャニーの中間。

 このドリアンですが、実(外皮)がギザギザの角錐の様な
 トゲに覆われた黄土色の皮で、ラグビーボールに大きな
 トゲを付けたような果物をイメージして下さい、の中にクリ
 ーム色の実を付けます。1つの実が4−6個のブロックに
 区切られて(仕切られて)おり、各ブロックに3−4個の実
 の固まり(1個5センチ×4センチの円筒形)がついています。

 小さい物でも子供の頭ぐらいになります。

 現品を確認したい方は、新宿アルタ横のフルーツパーラー
 で見て下さい、時期的には4−6月に収穫され売ってます。

 さて、このドリアンですが大変不思議なことに、実は枝から
 も幹からも生えて出ると言う変わった果物です。

 (他に幹から実が出る果物に「ジャックフルーツ」と言うも
 のもあります)

 ドリアンの味はカスタードクリームの様で冷やして食べると
 においの少なくなりよりおいしい)カロリーはとても高く、
 実の固まりを3−4個食べるとお腹一杯になれます。
 間違っても1個の全てを一人で食べない方が良いでしょう。

 また、お酒と一緒に食べると危険と言われ、シンガポール
 では、お酒とドリアンを一緒に食べることを勧め、食べた人
 がもし死亡した場合は、殺人罪が適用されます(本当のお
 話です)公共の乗り物中での持ち込みは禁止されています
 ので、始めての方は、中の実を取りだしてパックされた物
 を買ってから試した方がよろしいと思います。
 (もちろんホテルへの持ち込みの禁止です)

 ドリアンは、何故か中国人に受けが良く、3−6月のタイか
 らの香港、シンガポール向けは、貨物便の予約が難しい程、
 輸出され(輸出メーカーは大変迷惑の季節になります)ています。
 中国人はやっぱり何でも食べる民族の様です。気になる価
 格ですが、1キロ:80−100バーツ(240−300円)1個
 3−4キロはありますので、1個1000円前後になります。
 新宿では、5−7000円位で 売っていました。
 (実を振り回すと立派な凶器になりますので、気を付けて下さい。
      つづく。