タイの文化(税関)のお話                    
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Sさんは久しぶりに、日本からの製品を持ってタイ
のドンムアン空港に降り立った時のことです。

ハンドキャリーは、いけないこと、しかし税関をきちんと
通って税金申告をして通れば密輸にならない。
しかし、時の移り変わりは早く。。。Sさんの知識は古く
なっていた。。。

Sさんが税関の赤ランプへ行きインボイスと物品を出すと、

税関職員が言うには「有償の製品は税関本局扱いになり、
ココでは通関できません。良いですか」とのこと。

ほらそこと大きな通告書を指さした。(ほんとだ書いてある。。。)
Sさん「とっても急ぐんですけど。。。」
税関職員「本当は個人通関しかできないんですよね」
Sさん「何とか個人通関でお願いします、会社の名前で
領収書発行できますか?」
税関職員「会社名もダメ、インボイス番号を追記する
のもダーメ」

よって、今までのように領収書に会社の名前を書いて
もらうこともできなくなった。。。
インボイスの番号も入れさせてくれない。
(規則だからダメ)って言われた。

仕方がないので、今回はSさんの名前で個人輸入とし
てました。個人の物品については8万バーツ以下で
あれば空港で通関ができます。領収書も発行してもら
えます。

私の会社もすっかり優良会社になり、個人持ち込みが
全く無くなってしまっていたので、この手の知識が落ち
る一方です。でも反面うれしかった。

しかしやっぱり問題発生時が知識を吸収する機会に
なる会社は危ないと思う。Sさんでした。

良く、税関赤ランプを通れば大丈夫。。。と言われまし
たが、「有償支給品は通れない」が正しい世の中に
なって来たタイでした。

あたりまえのことを当たり前に出きる会社が良い会社
です。
外国で、外資系企業がその法律は知らなかったは通用
しません。「知ってて対応(確信犯)した」と思われますの
で気を付けましょう。

タイドンムアン空港からSさんのリポートでした。


いらっしゃいませタイランド