日本の秘蔵品(5桁のナンバープレートを
 お持ちですか)のお話
          2006年10月吉日 
【5桁のナンバープレートをお持ちですか】 
 みなさん、5桁のナンバープレートってご存じでしょうか。(現在日本
 のナンバープレートは4桁ですが。)
 Sさん10月に入り知人のバイク屋さん紹介で、メル友S様ができま
 した。

 今回はこの方の日本コレクションからご紹介させていただきます。
 まだお会いしたことは、無いのですが、、、、。素晴らしい趣味と所
 蔵品に感激です。

 『レストア。。。気力と根性と根気、そしてテクニックを駆使する、、、
 羨ましい大人の趣味。。。』 オーナーS様からのコメント付きで、所
 有品の一部をご紹介でございます。マニア必見です。

【モトグッチファルコーネ1954年 500cc】
 かれこれ30年所有しローギヤで70Kmまで引っ張ることが出来ますが、
 それ以上の伸びはなくトップで110Km程度です単気筒が奏でるいい
 音がでます

 

 *一家に一台、床の間に飾る。。。でも乗ってみたい。モトグッチ
 は、日本でも保有台数がもっとも少ない外車です。
 ですから中古の玉も少なく探すだけでも大変なんです。。。ましてや
 手に入れる何て。。。

【モトグッチファルコーネ1954年 500cc】
 3年前札幌のバイク屋から購入し塗装をやり直ししましたがクラッチが
 滑るので数年先にはO/Hを考えています

 

 これだけ古いと、骨董価値が出ると言うよりも、実走までレスト
 アして持っていった根気に感服です。

【アリエルレッドハンター1955年 500cc】

 2年前に富士山の麓から購入し塗装からO/Hまで完了するもハイ
 コンプレッションのため2回エンジンが掛かっただけで疲れてしまう
 のでそれ以降アタックしていません



 *このナンバープレート、、、凄いと思いませんか(@_@)愛知県
 の愛に5桁ナンバー。。ひらがなも入っていない。。
 *この当時のバイクだけでなく、だいたい日本でも25年前の
 バイクまでには、デコンプ機能と言って、キックスタート時に
 シリンダー無いの プレッシャーを抜いて、キックを踏み降ろし
 易くする装置がついて居なかったのです。。

 気合いを入れてキックスタートを踏み抜かないと、 反動で、ヒザ
 を痛めたり、靴に穴が開いたりする程強力な反動がありました。
 Sさんも今を去る。。26年前にモトクロスバイクを所有していて、
 もちろんキックスタート、デコンプなし。。。何回も痛い思いを味わ
 いました。。

【ちょっとオーナーからこのナンバープレートについてコメント】
 横に長いナンバープレートは昭和30年まで使用されていました、
 その後に今と同じサイズになったが数字の書き方は以前と同じで
 した。
 
 昭和30年と言うと今から51年前。。。半世紀以上前のバイク
 所有し、それに火を入れる能力にSさん感服感激です。
 自動車は10年のスペアパーツ保持とか言いますが、バイクに至っ
 てはその昔は徹底されていなかったでしょうから、 地味な努力の
 たわものです。m(_ _)m

 また長野県松本市に有るインディアンサイドカーですが『東京府』
 のナンバーがついています、東京府といえば明治から大正にかけ
 てだと思いますがとても古いです。
 *東京府ですか、、、歴史のお勉強の様です博物館物ですね。

【モトグッチ 1950年 100cc】
 4年前に岐阜から購入し塗装からO/Hまで完了ハンドチェンジで混
 合ガソリンを入れて走ると何故か自転車にのっているような気分です。
 
 真っ赤、小さい方のバイクですネ、今から56年前のバイクにナンバ
 ープレートが付いている事自体が驚異の世界です。m(_ _)m



 モトグッチはワークスカラーとして赤を昔から使っているので、雰囲気
 がありますね。Sさん東京都中野区の出身で、甲州街道沿いに
 村田モータースと言うバイクの輸入専門店があって、よく見に行きました
 (お金が無いから見るだけ。。でも楽しかった)
 最寄りの駅は初台だった。。この村田モータースを甲州街道を挟んで
 反対側にモトグッチのディーラーも合ったのを覚えている。

【アリエルスクェアフォア 1940年 1000cc】
 20年前に愛知の山奥から購入したものでエンジンから車体まで全てバ
 ラバラの状態で部品があるのか不明でやっと4年前にエンジンが掛か
 りました。 いろいろな部分が腐っていたものの原型があったので補修
 することが出来ました。



 これは、今はメーカが無くなってしまった、英国車メーカー。。超稀少車です。
 Sさん家に展示したい。。。
 それにしても66年前のバイクを16年かけて再生なさるとは。。。(@_@)
 オーナーの思い入れが伝わってきます。
 買ったらいくらになるのだろうか。。。工賃だけでも。。。(*_*)貴重車です。 

 このアリエルには、下写真の様に、後期型ではエキゾーストパイプが、エンジ
 ンの横から2本でている、珍しいデザインのバイクもありました。このエンジ
 ンデザインは日本車には同タイプがありません。



【BMWR69S 1954年 600cc】
 4年前に岐阜から購入し塗装からO/Hまで完了BMWは車体に張って
 あるエンプレにエンジンNoが記入されておりそのNoでバイクの型式が
 わかりますが私のは車体に直接刻印されその番号からはR50です
 エンプレにはR5 そして現物は全てR69Sです。
 サイドカーはスェーデン製です



 車検は全て自分で受けにいくので手数料1400円 保険料 
 重量税などで38000程度でコストダウンを図っています



 愛ナンバーから名古屋ナンバー。。親近感を感じます。
 (E)。。。Sさん8年落ちの中古BMに乗っているので、目がやっぱりBM
 へ行きますがオーナーのバイクに対する愛を感じますね。

 このクラスのBM君は、その昔、新車では家が一軒買えるほど高価な物
 であったそうな。。また1969年以前のBMはBMWのミュンヘン本社工
 場で作られていた居たため、日本では人気も高く珍重されます。

 このサイドカーには、アールズフォークと言う機構が採用されおり、サイド
 カーには特に向いています。



 物の本には、BMWがアールズを最初に採用したのは、
 1953年のレーシングマシーンRSからだが「アールズ」という
 名前はドイツ人でなく、イギリス・バーミンガムの「アールズ」と
 いう人のライセンス名である。

 アールズを採用した理由は、乗り心地が良い事とスイングアーム
 部分を、前後にずらせて、ハンドルの切れ込みを変化させること
 ができ、コースによってセッティングを簡単に変えることができた。
 サイドカーの場合は、フロント側にマウントするとトレール値が
 少なくなり、コーナーリングのハンドリングは有利になるなど、
 
 この時代の革新メカニズムでもあった。アールズ・フォークの
 市販モデルはR50が最初であり1969年までの14年間採用さ
 れた。 とあります。

【オーナーからのレストアコメント】
 これらバイクについて、メッキ以外は全て塗装からENGのO/H
 (オーバーホール)まで、全て自分。
 ですからから売却する時は友人だと仕入れ価格をしっているので売却
 価格は仕入れ価格に色を付けた程度の儲けなど全然無しで涙を呑む
 始末です。

 休みは朝4時ころから日没まで全てバイクに没頭するから近所からは
 変な目で見られています。

 私はエキパイからマフラーまでたまに製作するのですが一番困るのは
 エキパイです。 苦肉の策で実施するのは自動車のガードバンパーな
 どに使用しているSUS(ステンレス)パイプを使用します。

 といってもサイズが合うのをスクラップ家で見つけてきて曲がりの部分
 が合うところをカットし後の修正はパイプの中に砂をギッシリと詰めて
 油圧ベンダーで曲げます。

 次にベンダーといってもプロのと違い少し凸凹が付きますのでペーパー
 サンダーで粗仕上げをしバフ研磨で仕上げをするとピカピカになります。

 溶接が必要時はTIG溶接とMIG溶接機を所有していますが連続使用す
 ると家全体が停電し家電製品が壊れることがシバシバありますのでアー
 ク溶接でSUSの溶接棒で溶接します。当然先ほどと同様のバフ仕上げ
 をします本当に綺麗になりますよ
 タイでは道具もなにも無いので出来ませんが家に無い道具といえばプレ
 スとフライス盤位で他は殆ど揃っています。もう一つ無いのが有りました 
 それはお金でした 。  (お金。。。やっとSさんと共通事項が出て一安心)

 これ以外にドカティーを3台持っていますが手狭なので実家のほうに置い
 てあります。
 S様、昔は30台以上のバイクを保有していたそうです、(^_^;)m(_ _)m)、、、
 お金も無くなりますね。。
 自宅の駐車場を改造してガレージに変えたいと思うSさんであった。。
 
【ちょっとナンバープレート】
 古すぎて書類が無い、書類があっても不備等で、名義変更や、プレート
 の取得ができない事が旧車の場合、多々あります。
 しかし、250ccを越えると、その道の人に頼み正規のルートを通して取得
 できるそうです、『費用はたしか6万円だとおもいます。』 だそうです。

 Sさんもバイクの本で、インデアン、、(ハーレーコピー版(?_?))が、車書
 類紛失したのを、専門業社を通して正規登録できた記事の本を大事に
 保管しています。
 
 ちなみに、外車で250ccを越える場合、一度海外へ輸出して再度輸入
 して通関書類をそろえると、新規登録ができると、このS様から
 メールで教えていただきました。だからハーレー等の中古車をアメリカ
 から輸入した場合、新規登録ができるんですね。。
 韓国へ送って返送したとして。。。
 日本から梱包代=10万円
 港までの陸送費= 5万円
 通関費用+船代= 5万円。。。往復すれば、、30万円はかかりますね
 。。。日本輸入時には、消費税もかかります。。(-_-;)(>_<)、
 それから登記料。。。ナンバープレートや、登録書類は大事に保管しまし
 ょうね。

 今回は、博物館クラスのレストアされたバイクを日本からご紹介でした。

 最後に、、、タイでもプレートが買えます。。。リクエストすると好きな番
 が選べますが。。。とっても高い。。。この間、車のプレートに100万
 バーツ(約300万円)で落札している人もいらっしゃいました。。嗚呼
 もったいない。。
 買う人は、それが気にならない程お金持ち何でしょうけど。。。

 「お金じゃ無いよ!と言う人、皆金持ち」タイはお金持ちが多い国です。

 ちなみに、バイクのプレートは、8万バーツ出すと好きな番号を選べます。

 S様のコレクションからのご紹介でした

 最後にS様、貴重なコレクションご紹介いただきまして誠にありがとうご
 ざいました。

 最後の最後に、このS様のコレクションに興味のある方は、Sさんまで
 (*^_^*)
 

 いらっしゃいませタイランド。


戻る