タイの文化(母の日)のお話

                              2005年8月吉日 
【8月12日は母の日です】
 8月12日は祝日で「ワンメー=王妃様誕生日」と呼ばれる母の日
 です。
 タイ人のとっての母親は、シリキット王妃様で御歳72歳になられま
 した。タイ人の平均寿命が65歳とも言われる中では、長寿(もっと
 も医療技術も進化しているでしょうし)です。



 シキリット王妃72歳

 ちなみに、プミポン国王(78歳)の母親のソムデッ様は90歳まで生
 きました。 お話は少しそれますが、Sさんが住んでいるチョンブリ県
 シラチャー市には、このプミポン国王の御尊母の名前を冠した、
 ソムデット国立病院があります。
 
【タイ人でも言えない王様達の名前】
 王妃様の誕生日を機会に、タイの事をもっと知ろうとしたSさん、
 Sさんのスタッフにプミポン国王の名字を聞いて見ました。「答えは
 マヒドン」でした。

 先日、大学の先生に「タイ王様達に名字は無い」とメールで受けてい
 ましたので、Sさん得意気に先生に「タイの王様の名字はマヒドンです」
 と報告したた処、下記の返事が来ましたので、いつもの如く、皆様に
 タイをより良く知っていただくために勝手にご紹介です。

『先生の見解』

 「えっ、タイ人の多くがそう考えているとは知りませんでした。
 「マヒドン」というのは国王が国王となる前には自分の姓として使って
 いた時期があったのかも知れませんが、少なくとも国王となってからは、
 マヒドンを姓としては使っていないように思います。

 プミポンの父親はマヒドン・アドゥンヤデートという名前でした(プミポン
 の父親は国王になったことはありません)。プミポンの兄、つまりラーマ
 8世はアナンタ・マヒドンと名乗っていました。父親の名前を苗字として
 使っていたようです。

 ところがプミポンは、プミポン・マヒドンとは名乗らずに、父親の姓(正確
 には姓のようなもの?)を使って、プミポン・アドゥンヤデートと名乗っ
 ています。

 プミポンの娘や息子たちも、アドゥンヤデートを姓として使っていれば、
 国王一家の姓は、アドゥンヤデートということで問題解決なのですが、
 娘たちや息子は、アドゥンヤデートを苗字としては使っていませんよね。

 でもかといって彼らがマヒドンを姓として使っているということも聞いた
 ことがないような、、、。

 でもそういえば、王子の新しい奥さんはシーラサミー・マヒドン・ナ・
 アユタヤーと名乗っていますね。でもその奥さんが生んだ子どもの名前
 は、ティパンコーン・ラサミーチョート。奥さんにだけマヒドンのあとに
 ナ・アユタヤーが付くのもヘンですし、その子どもはラサミーチョートなん
 てのを苗字のように使っているというのもヘンです。

 それに王子の最初の奥さんのソムサワリーは、結婚後もマヒドン・ナ・
 アユタヤーなんて苗字は名乗らずに、女王の親戚だということを強調す
 るためか、女王が国王と結婚する前に使っていたのと同じ苗字を使って
 いましたよね。ということは、王子と結婚すると、必ずマヒドン・ナ・アユタ
 ヤーなんて苗字になるという規則があるわけでもないようです。」
 
 これを読んでお解りかと思いますが、どうもタイの王家には正式な姓は
 無い様ですね。
 自分の名字を自分で付けられる様な文化風習があるようです。
 何で、こんな話になったかと言えば、Sさんタイ人からの質問で「日本の
 天皇の名字は?」の質問に正確に答えられなかった。。何で天皇には
 名字が無いのだろうか。
 この話を先生にすると、先生から「イギリスの王家にも名字が無いし、
 タイも無い」の話になったのです。

 さて、ご参考までに、タイ歴代の名前を下記紹介します。とっても長い。。。
 「ジュゲムジュケム・ゴコウのスリキレ。。。」見たいな長い名前ですが、
 殆どが死語の尊称だそうです。

 ちなみにプミポン国王(ラマ9世)は存命のため名前が短いので、日本
 語表記にしてみました。

 プララームソムデット・プラポラミンタラマハー・プミポン・アドゥンヤデーッ
 ・マヒタラーティデー・ラマーティポディー・ジャックリー・ナルボディントーン・
 サヤーミンラー・ボロムナーッ・ボーピッ

 当然、王様はパスポート何て持ってないと思いますが、こんな長い名前
 ではパスポートに名前が記載できない、エアチケットに名前が印刷しき
 れないなんて事は、偉い人には関係ないでしょうが、本当に名前の長い
 人がいたらと、ちょっと気になるSさんからリポートでした。

  
 いらっしゃいませタイランド。



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