タイの文化(ジョブホップ)のお話 
                                          2005年2月吉日 
【転職のお話です】

 新しいお仕事を探そうとする時にSさんの頃は、『フロムA、
 デューダ、アルバイトニュース』等の転職情報誌がありました。
 この手の雑誌でまず給与相場を確認(Sさんの場合はアルバイト)
 した覚えがあります。
 特にSさんは高校時代からアルバイトニュースさんにはたいへん
 お世話になりました。リクルート社さんどうもありがとうございました
 (今でもあるのかな?)
 
 さて、タイの方はどの様にして就職先を探すかと言いますと、
  @能力または家柄の良い者は伝手(つて)と引き(ヘッドハントも
    含めて)
  A大卒以上の学歴者は人材紹介会社に登録
  B工業団地の求人広告
  C技能も職能も学歴もなくもっとランクの低い人は、労働省の職
    業安定所で登録

 と、言う傾向がある様に思われます。
 
 最近は売り手市場と言いますか、タイへの進出企業数もだいぶ多く
 なってきており、中間管理職の不足はもちろんのこと、一般ワーカー
 の採用も求人の方が多いため難しい状況になってきていると思われ
 ます。

 Sさんの居るアマタナコン工業団地には、トヨタ、ソニー、三菱電機、
 ダイキン、デンソー等の有名企業さんが進出していますので、ちょっ
 と人手が足りないので単純労働用の短期雇用をと思っても、現在は
 雇用が大変厳しく難しくなってきております。

 短期雇用者も会社のネームバリューで決める傾向があるようです。
 雇っても1日で辞めてしまう、数日で辞めてしまう。。日給が他社では
 10バーツ(30円)高いと言っては移動する。。。が最近の悩みにな
 っております。(社員の定着率は良いのですが。。。)

 チョンブリ県は、タイの中のでも工業団地が多い県ですので、過当
 競争がとっても激しいのです。

 当然企業にはタイ社会奉仕の一念があるますので、育ててジョブホ
 ップ、育ててはジョブホップのイタチごっこ的な繰り返しが日常茶飯事、
 企業して魅力のある会社に自らも変わっていかなければならない環
 境でSさん達も働いているのでございます。
 

【ジョブホップ】

 今年に入り、Sさんの会社でジョブホップをして行った社員が3名ほど
 出ました。
 タイ社会に貢献する事をモットーとする弊社は、社員がジョブホップし
 て他の会社でガンバッて行くこともやぶさかでは無いと判断し、あえて
 引き留めませんでしたが、今回の3名はいずれもSさんの会社で始め
 て就職して社会人になった社員でしたので、ジョブポップできるまで実
 力を伸ばした事に感慨深いものがあります。。。

 2名は引きとコネ、1名は何カ所も飛び込み面接で仕事を決めた様です。
 給料的には現在の給与より1.5倍以上がジョブホップを促す動機に
 なる様です。言い値市場ですね。
 特に新しい会社が参入する場合、始めに雇用する社員は高級所得に
 成る傾向が強く、転職を望む人も高給が望めることを知っているので、
 Sさんの会社クラスでは給与シーリングを考えると結構影響がでます。

 タイのGDP成長率が7%位ですので、給与50%以上アップは、通常
 の会社では引き留められない。。。それだけタイの経済が上り調子だ
 と言うことでしょうか。タイの通常の定期昇給は2−7%が平均的な数
 字だと思っております。50%以上ではは。。。。どうぞ先方でもガンバ
 ッテ下さい、と言うだけです。

 先日、飛び込み面接して仕事を決めた元社員(2週間前に退職)から
 電話がありました。

  『一週間後にまた、転職します(*^_^*)』
  『今の会社はボーナスがあまりでないの(>_<)』
  『他に面接して居た会社からOKの連絡が来ました(^_^)v』
  『新しい会社は日系の○○○社(^O^)』

 タイの方のジョブホップのため、スキルアップに日々励んで居る様で
 ございます。
 
 いらっしゃいませタイランド、いろいろな体験が貴方をお待ちしています。

 つづく。

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