タイの文化(タイの朝の風景)のお話 
                                          2005年2月吉日 
【タイの朝はお坊様の托鉢(たくはつ)で始まります】

 ずいぶん昔ですが、Sさんタイのお寺に1週間ほど泊まった事が
 ございます。
 泊まった場所は、タイ東北のチャイヤプーム県にあるワット・パー
 スカトー(パースカトー寺)、知り合いの日本人が何故か出家を思
 い立ち、タイでお坊さんになりました。

 お坊さんの朝は以外と忙しく、朝4時頃起きてお経を唱え、朝6時
 にもなると、その日の糧を外へ托鉢(たくはつ=タイ語ではビンタ
 バーッ)をしに行きます。

 当然乞食業は修行の一環なので普段履いているサンダルを脱い
 で裸足で托鉢へお出かけになります。

 Sさんが住んでいる住宅地にもルート周りのお坊さんが3名ほど
 いらっしゃり、この時間帯にSさんは自宅を出て会社へ向かいま
 すので、車の窓からの一方的な顔見知りになっております。

 Sさんの会社でも、結婚するから、親族に不幸があったから、自
 分の罪を贖罪(しょくざい)するため等々、社員が出家して行きます。

 短期は1−2週間、長期では1−2ヶ月出家している社員もいる位
 タイでは、宗教が身近に生きております。

 お坊さんの着ている衣は1枚布で、結構起用に着付けしています。
 いつ見ても『ビビビのネズミ男』の原点は、ここにあると思うSさん
 です。 しかし日本の様に寒いところでは。。。。風邪ひきます。

 さて、托鉢してきた食料は、その日の朝ご飯と、お昼ご飯になり
 ます。 午後からは何も食べません。
 そしてお坊さんが食べ残した物をお寺に寄宿する人達が食べる
 のです。 当時Sさんそのことを知らなかったので、お昼からはひ
 もじくて、、、ひもじくて(タイ語でお腹が減った事を=ヒウと言います)
 夕方からはいつも一人でヒウヒウヒウヒウしておりました事を覚え
 ております。

 お坊さん、出家しているときには、女性に触れません、自分の奥
 さんも同様です、バスに乗るとき、電車に乗る時もこの規律を守ら
 なければならないので、お坊さん専用シート(位置的に)が定めら
 れて居るぐらいです。

 タイには仏教宗派が大きく2派に分かれている様で、一般の人?
 外国人からチェックする場合は、その坊さんがお金を自分で支払
 っているかどうかで分かるそうですが、Sさんはちっとも興味が無
 いので。。。お金にさわっては行けない宗派では、デックワットと
 言われる付き人を付けて、移動となります。

 ハァァ。。。ちょっと疲れたので今回はこれまで。
 


 朝のお坊さんは裸足です。
 きっと水木しげるさんは、朝の托鉢風景を見たんだと思う
 Sさんでした。

 最後に、お坊さんにお布施をする事をタンブンと言います、
 お坊さんにタンブンする人は、その時に靴を脱いでお布施
 をするので、機会がございましたら、 ご観察願います。

 
 いらっしゃいませタイランド



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